SPRING/SUMMER '22
The Story Of Our Signature Stripe
一目でそれとわかるポール・スミスのシグネチャーストライプは、ポール・スミスというカンパニーのカラフルなキャラクターと理念とを表す完璧な例でしょう。このストライプがどのようにして誕生したのか、そして現在何を象徴しているのかについてご紹介します。
SPRING/SUMMMER '22
The Story Of Our Signature Stripe
一目でそれとわかるポール・スミスのシグネチャーストライプは、ポール・スミスというカンパニーのカラフルなキャラクターと理念とを表す完璧な例でしょう。このストライプがどのようにして誕生したのか、そして現在何を象徴しているのかについてご紹介します。
The Origins
ストライプはポール・スミスの代名詞です。70年代にデザイナーであるポール・スミスがイギリス・ノッティンガムに最初のショップをオープンして以来、コレクションの一部となっていますが、シグネチャーストライプの物語がどのように始まったかを知る人は少ないでしょう。ポール・スミスにまつわる多くのものがそうであるように、シグネチャーストライプもまた、始まりはとても控えめなものでした。他のどのブランドにもないものを作ろうと、ポールがさまざまな色の糸を厚紙に巻きつけストライプのデザインを試していた際に、偶然誕生したのです。
The Origins
ストライプはポール・スミスの代名詞です。70年代にデザイナーであるポール・スミスがイギリス・ノッティンガムに最初のショップをオープンして以来、コレクションの一部となっていますが、シグネチャーストライプの物語がどのように始まったかを知る人は少ないでしょう。ポール・スミスにまつわる多くのものがそうであるように、シグネチャーストライプもまた、始まりはとても控えめなものでした。他のどのブランドにもないものを作ろうと、ポールがさまざまな色の糸を厚紙に巻きつけストライプのデザインを試していた際に、偶然誕生したのです。
「厚紙とさまざまな色の糸を用意し、厚紙に糸を巻き付けてストライプを作りました。色は立体的なので、手作業でストライプを作ることで、色が最も鮮やかに見えるのです」
The Craft
ハンドメイドの伝統に忠実なポール・スミスのシグネチャーストライプは、現在ではプレミアム素材を使ったアイテムや、よりクラシックなアイテムに意外性のあるディテールとして使用されています。このストライプはイノベーションとオリジナリティの象徴であり、現代の職人技を駆使し、ユニークかつ趣向を凝らした手法でさまざまなアイテムにあしらわれています。例えばポロシャツの襟に控えめなティッピングとして、イタリア製カーフレザーの財布のライニングに、上質なメリノウールセーターのインターシャに編み込まれたりと、時代を超えたラグジュアリー、変わらない品質を体現し、個性をさりげなく表現しています。
The Craft
ハンドメイドの伝統に忠実なポール・スミスのシグネチャーストライプは、現在ではプレミアム素材を使ったアイテムや、よりクラシックなアイテムに意外性のあるディテールとして使用されています。このストライプはイノベーションとオリジナリティの象徴であり、現代の職人技を駆使し、ユニークかつ趣向を凝らした手法でさまざまなアイテムにあしらわれています。例えばポロシャツの襟に控えめなティッピングとして、イタリア製カーフレザーの財布のライニングに、上質なメリノウールセーターのインターシャに編み込まれたりと、時代を超えたラグジュアリー、変わらない品質を体現し、個性をさりげなく表現しています。
Wrapped & Unwrapped
昨年、ポール・スミスのシグネチャーストライプは大空へ飛び立ちました。シグネチャーストライプを全面に施した熱気球は、職人の技術により、この種のものとしては最後に残った英国の工房ですべて手作業で縫い上げられました。熱気球の球皮の正式名称である巨大な“エンベロープ”は高さ22mを超える大きさで、シグネチャーストライプが象徴するオプティミズムを体現しています。
Wrapped & Unwrapped
昨年、ポール・スミスのシグネチャーストライプは大空へ飛び立ちました。シグネチャーストライプを全面に施した熱気球は、職人の技術により、この種のものとしては最後に残った英国の工房ですべて手作業で縫い上げられました。熱気球の球皮の正式名称である巨大な“エンベロープ”は高さ22mを超える大きさで、シグネチャーストライプが象徴するオプティミズムを体現しています。
そして今年、ポール・スミスは再びシグネチャーストライプに敬意を表し、ロサンゼルスを象徴する、ホットピンク色のポール・スミス メルローズ・アヴェニュー ショップにて、あらたなインスタレーションを公開しました。ボックス型のショップの“ピンク色のラッピング”を剥がすと、中からシグネチャーストライプが現れるというユニークな壁画です。シグネチャーストライプの手仕事の伝統と現在のモダンな形とをテーマにしたモニュメント的な壁画は、熟練のペイントアーティストたちが5日間かけ、すべて手作業で15ガロンの塗料を用いて描いたものです。また、ストライプに使われている40色の色彩は、そのひとつひとつの色彩を手と目で調合して表現しています。
そして今年、ポール・スミスは再びシグネチャーストライプに敬意を表し、ロサンゼルスを象徴する、ホットピンク色のポール・スミス メルローズ・アヴェニュー ショップにて、あらたなインスタレーションを公開しました。ボックス型のショップの“ピンク色のラッピング”を剥がすと、中からシグネチャーストライプが現れるというユニークな壁画です。シグネチャーストライプの手仕事の伝統と現在のモダンな形とをテーマにしたモニュメント的な壁画は、熟練のペイントアーティストたちが5日間かけ、すべて手作業で15ガロンの塗料を用いて描いたものです。また、ストライプに使われている40色の色彩は、そのひとつひとつの色彩を手と目で調合して表現しています。
Anatomy Of The Signature Stripe
シグネチャーストライプは40色もの色彩で構成されています。太さの異なる色の帯の組み合わせが特徴で、現在ではデジタルでデザインされており、オリジナルのクラシックなカラーリングに加え、同系色の色彩を組み合わせたバリエーションも展開しています。ニットやシャツに登場する総柄のシグネチャーストライプは、インターシャ編みや先染めの織りで表現されています。ストライプにはまた、シグネチャーストライプの他にも、アーティストストライプ、スポーツストライプ、サマーストライプなどの異なるストライプがあり、ポール・スミスのコレクションを彩ってきました。
Anatomy Of The Signature Stripe
シグネチャーストライプは40色もの色彩で構成されています。太さの異なる色の帯の組み合わせが特徴で、現在ではデジタルでデザインされており、オリジナルのクラシックなカラーリングに加え、同系色の色彩を組み合わせたバリエーションも展開しています。ニットやシャツに登場する総柄のシグネチャーストライプは、インターシャ編みや先染めの織りで表現されています。ストライプにはまた、シグネチャーストライプの他にも、アーティストストライプ、スポーツストライプ、サマーストライプなどの異なるストライプがあり、ポール・スミスのコレクションを彩ってきました。