SPRING/SUMMER '22

Red Ear

2022年春夏Red Earは50年代のヴィンテージウェアにインスピレーションを得ています。

ヴィンテージ、ミリタリー、ワークウェアの要素を融合し、デザイン、生地、縫製、加工を一貫してMade in JapanにこだわったPS Paul SmithのRed Ear。2022年春夏シーズンは、50年代と当時のヴィンテージウェアにインスピレーションを得ています。

カレッジスタイルをイメージさせるベースボールシャツやリンガーTシャツ、ボーリングイメージのアートワークをあしらった長袖カットソーなどのアイテムは、50年代のホームドラマに登場する学生たちの着こなしや流行に着想を得ており、オーバーサイズのシルエットやスタイリングにはリラックスしたムードが漂います。

大胆なムラ染めを施したニットや、ミックスアップのワークジャケット、スプレーで生地の境目をぼやかしたデニムなどのアイテムは、モノクロのドラマの世界に徐々に色がついていく様や、靄がかかったように色彩がフェードしていく様などをイメージし、デザインと加工のさまざまなテクニックで表現しています。

インディゴとブラックのブロークンツイルで切り替えたジーンズは、黒の染料を吹き付け生地の境目をぼやかすことで、ワークウェアに繊細な表情を与えています。

無地と柄とをミックスしたジャケットやハイライズのトラウザーズも、無機質な物に色味を加えるイメージでデザインしています。