キーワードに該当する商品が見つかりませんでした。

    キーワードに該当する商品が見つかりませんでした。

    0 Story & Page

      キーワードに該当する商品が見つかりませんでした。

      • お気に入り

      • カート

      • お気に入り (0)

      • カート (0)

      • 新着

      • メンズ

      • ウィメンズ

      • ジュニア

      • ホーム

      • ギフト

      • ディスカバー

      お気に入りに登録しました。

      スタイルのあるクリエイティブ・クラスの日常から、いまという時代にふさわしいファッションライフを考える連載企画、「ニュー デイリー ライフ」。第4回にご登場いただくのは、人気俳優としての充実したキャリアをあっさりと封印し、未来を創造するビジネスやプロジェクトに心血を注ぐ話題のマルチクリエイター、小橋賢児さんです。

      「実は渋カジ、スニーカーブームのときに衝撃を受けて、中学生時代からバイヤーのようなことをしてたんですよ。海外でレアなジーンズやスニーカーを仕入れたりして。中学生にして気づいたら300足以上のスニーカーを持っていました。
      だから俳優を始めたとき、周囲からは大分浮いてましたよね(笑)。なにしろ普段着から最先端の人々に影響を受けたストリートスタイルで、スタイリストさんと同じレベルで服の事を語ったりしていて、そういう人は俳優ではあまりいなかったので 」

      そんな小橋賢児さんは、1990〜2000年代に一斉を風靡した元人気俳優。しかしその華麗なキャリアをなげうって、2007年に一身渡米。世界を放浪しながら、さまざまな人々と出会い、自らのライフスタイルとライフワークを見出した“苦労人”です。世界最大の音楽イベントである「ULTRA」を知り、2014年の「ULTRA JAPAN」の開催へと駆り立てたのも、マイアミの「ULTRA」で、純粋にイベントと音楽を楽しむ人々との出会いが大きかったといいます。

      「僕は旅が大好きなんです。いまはコロナ禍にあって海外に行くのはなかなか難しいですが、サーフィンや旅行、ビジネスなど、TPOに合わせたさまざまな着こなしをするのが楽しい。ポール・スミスは上品でエレガントな印象をもっていましたし、このコートのように英国らしいテーラードアイテムは着ていても気が引き締まります。仕事で人に会う時、ファッションを楽しみたいときにいいですね。さりげなくリラックスできるタートルネックも好みです」

      東京・港区にある小橋さんのオフィスは、白を基調としながらプレイフルで、アーティー。壁に高額で取引される話題のアーティストの作品、ネオンアートが飾られているかと思えば、フリースペースにはポップなクマ型のビーズクッションがあるなど、ほのぼのした雰囲気も漂います。

      そんな空間に映えるアウトドアのブランケットから着想を得たコートは、ウォーム感たっぷりなブークレ生地を使用したもの。ブリティッシュテイスト香るチェック柄が魅力的ですが、デザインはシンプルなチェスターフィールドタイプ。だからオーセンティックでタイムレスです。ネック部分のアクセントが効果的なハイゲージのタートルネックセーターや、フェード感の強いライトグレーのストレッチデニムと合わせれば、エレガントなルックスとリラックスした着心地を両立できるのもポイントです。

      「最近はサウナがブームになっていますが、日本のサウナブームの先駆けとなった人は元々一緒に会社をやっていたメンバーで、昔からサウナ施設をプロデュースしたりもしてるんですよ。もちろん、僕自信も年季の入った“サウナー”です(笑)。このオフィスの中庭にも、海外から取り寄せたオーダーメイドのサウナテントを設置しているくらいですからね」

      コート¥71,500、セーター¥28,600、ジーンズ¥22,000、シューズ¥60,500(全て税込)その他本人私物

      SHOP COAT

      ボリューム感たっぷりで、それでいて大人っぽいシックは雰囲気をもつダウンジャケットのシェルは、撥水加工を施したストレッチナイロン素材。マットで落ち着いたグレーの発色を強調するかのような、フード内側の縁の部分にあしらわれたアーティストストライプが目を引きます。そして中綿は、770フィルパワーのフレンチダックダウンだからこのボリューム感にして、羽毛の重量自体はわずか190gほどしかありません。圧倒的な保温性と、軽快な着心地を兼ね備えた逸品です。

      「僕は早朝にサーフィンを楽しんでから仕事に向かうことも多く、動きやすさ、着心地の良さというのはとても大切にしているんです。朝晩のメディテーションが日課で、周囲の情報に流されないよう、自分の心の内側に常に意識を払うよう心がけています。

      サーフィン帰りには、やっぱり快適でラクなのが1番。遊びと仕事がクロスオーバーしているようなところがあり、会食などがなければカジュアルなスタイルのまま出社することも多いので、こんな軽くて機能的なアウターは重宝しますね」

      合わせているのは、目がギュッと詰まったシンプルなカットソー。裏毛に使用しているターコイズグリーンを、あえて裾部分のコントラストカラーとして活かしています。大柄のチェックが着こなしのアクセントにぴったりのマフラーは、ダウンジャケットとシンクロするブラウン系のウールカシミア素材。ダークなコーディネートを華やかに魅せる、隠れた名脇役です。

      ダウンジャケット¥88,000、カットソー¥29,700、トラウザーズ¥30,800、マフラー¥19,800、スニーカー¥33,000(全て税込) その他 本人私物

      SHOP COAT

      小橋賢児(こはし・けんじ)

      1979年東京都生まれ。The Human Miracle株式会社 代表取締役/クリエイティブディレクター。88年に俳優としてデビュー、数多くの人気ドラマに出演。2007年に芸能活動を休止後、『ULTRA JAPAN』のクリエイティブディレクターや『STAR ISLAND』の総合プロデューサーを歴任。500機のドローンを使用した夜空のスペクタルショー『CONTACT』はJACEイベントアワードにて最優秀賞の経済産業大臣賞を受賞。キッズパークPuChuのプロデュースなど、イベントや都市開発の企画運営に携わる。

      Photography by Yuko Yasukawa
      Styling by Nobuyuki Ida
      Hair & Make-up by Kazuya Matsumoto @ W
      Editorial Direction & Text by Junya Hasegawa @ america