Red Ear

2022年秋冬シーズンPS Paul SmithのRed Earは、雨のロンドンで見つけた小さなギャラリーをテーマにしています。曇ったガラス越しにギャラリーの作品が繊細に透けて見えるさまやその色彩を、素材や加工のテクニックで豊かに表現しています

ドレープが美しい太畝コーデュロイに白のスプレーを吹きかけた、オーバーサイズシルエットのカバーオール型ジャケット。鮮やかな色のペンキが付着したようなディテールが、ワークテイストを引き立てます。

ボディの繊細なカラーグラデーションをジャカードで表現した、エクリュカラーのオーバーサイズボアブルゾン。緩やかなテーパードがかかったワイドシルエットのジーンズは、曇りガラスに雨水が滴る様子を織り柄で表現した、オリジナルファブリックを使用しています。

度目の詰まったモールスキンに甘撚り超長綿のモールスキンを部分使いすることで、異なる光沢感をデザインディテールに生かしたハンティングベストと、ヴィンテージ感あるジーンズ。

度目の詰まったモールスキンを使用したロングコートには、曇りガラスを彷彿させる白の顔料スプレー加工を施しています。

写真左：水が滴る曇りガラスの向こうに、うっすらとチェック柄が覗く様子を織り柄で表現したワークブルゾンと、同素材を使用したワイドストレートシルエットのトラウザーズ。

写真右：前身頃は天竺編み、後身頃はリンクスボーダー編み、左袖はガーター編み、右袖は鹿の子編みと、異なる編み地を組み合わせたクルーネックニットと、中綿入りワイドシルエットトラウザーズ。

上質なフランス産ダウンをふんだんに使用したボリューミーなブルゾンと、ヴィンテージのニットからインスピレーションを得た襟付きカーディガン。

デザイン、生地、縫製、加工を一貫してMade in Japanにこだわり、ヴィンテージ、ミリタリー、ワークウェアの要素を融合したRed Earの新作をぜひご覧ください。