
AUTUMN/WINTER '22
PS Paul Smith Happy + Stan Ray
スケーター/ミュージシャンのフランシス・ピータースのインタビューを交えながら、アメリカを代表するブランド、Stan Rayとコラボレートしたカプセルコレクションをご紹介します。


展開アイテムには、Stan Rayのアイコニックなアイテムにパッチワークを施したペインターズパンツ、ショップジャケット、ファティーグショーツなどが含まれ、PS Paul Smith Happyの明るく軽快なスピリットとStan Rayの地に足の着いた堅実なスタイルとが融合しています。
一見して、全く異なる特徴のブランド同士の顔合わせのように感じられるかもしれませんが ── PS Paul Smith Happyは非常にリラックスしたコレクションであり、ワークウェアは洋服の中でも最も地味なカテゴリのひとつです ── PS Paul Smith Happyのポップなカラーやプリントと、Stan Rayの実用的なデザインとの組み合わせが、今回のコラボレーションを魅力的なものにしています。


素材には、タフなコットンドリル、リップストップ、ミリタリースタイルのサテン(かつてフライトジャケットに使用されていたようなもの)など、丈夫な生地を使用しています。また、エクストラポケット、チェーンステッチ、ハンマーループなどのディテールがワークウェアらしさを表現し、グラフィックTシャツやトートバッグなどのアイテムが、コレクションにアクセントを加えています。
晴天のある日、ロンドンのウォルサムストウにあるロイドパークのスケートパークで、Parade Worldとタッグを組み、スケーター/ミュージシャンのフランシス・ピータースをモデルに、コレクションの撮影を実施しました。


ブリストル出身のフランシスは、10歳の時に素晴らしいスケートパークがあるヤットンに引っ越し、そこでスケートを始めました。「スケートパークは野原の真ん中にあり、まわりには何もなく、他にやることがなかったんだ」と彼は言います。「スケートボードは集中力を持続させ、ハッピーにさせ、注意を向けさせます。趣味でもスポーツでもない、とてもクリエイティブなものだと思います」

しかしながら、最近になってフランシスは、大学で学ぶことを選んだ音楽に、より多くの時間とエネルギーを注いでいます。「父がミュージシャンなので、家の中にはいつも音楽がありました。これまで学校は苦手だったけれど、大学の授業は僕の性格に合っていて、音楽の技術を学ぶことに夢中になっています」

最近の彼の音楽は実験的なものが多いものの、スケートボードと比較することには躊躇すると彼は話します。「以前は音楽とスケートボードは似ていると感じていましたが、今はそうは思いません。スケートは気の向くまま自由に滑れるものだけれど、音楽は聴くことが重要です・・・ジャズのようにルールを破るものはあるものの、実際はとても規律を重んじる学問だと思います」
そういう意味では、コレクションをデザインすることによく似ています。守らなければならないルールがあるものの、時にはそこから外れることで、PS Paul Smith Happy + Stan Rayのカプセルコレクションのように、意外性あるものが生まれることもあるのです。







