AW18
The Dreamer Print
すべてはあるひとつのギフトから始まりました。今から何年も前、ポールは妻ポーリーンからルーマニア王妃 マリア・ア・ロムニエイによる『The Dreamer of Dreams』という本を贈られました。ストーリーの素晴らしさにも惹かれたものの、ポールの心を強く捕らえたのは、フランス人挿絵画家 エドマンド・デュラックによる本のイラストレーションでした。
時が流れ、新たな秋冬シーズンのコレクションプリントを創作することになったポールの頭に、デュラックの想像力に溢れた神話的なイラストレーションやその豊かなカラーパレットがふと思い浮かびます。そこでポールはこの希少な本を本棚から取り出し、再び開いたのです。
デュラックの作品を眺めていたポールには1960年代から70年代、ポーリーンとともにニューヨークのフィルモア・イーストやサンフランシスコのフィルモア・ウエストなどの有名なライブハウスを訪れていた頃の記憶がよみがえりました。ロックミュージックの歴史上非常にアイコニックなこれらの場所には、ポールが常に心を奪われていたサイケデリックなポスターやアートワークが建物の中にも外にも縦横無尽に貼られていました(今日いくつかのポール・スミスショップでは、ヴィンテージのミュージックポスターも販売しています)。
また、1967年にリリースされたCreamの『Disraeli Gears』(邦題:カラフル・クリーム)は、オーストラリア出身のポップアーティスト マーティン・シャープがアルバムジャケットを手がけており、エリック・クラプトン、ジャック・ブルース、ジンジャー・ベイカーによりイギリスで結成されたこのロックバンドのアルバムのデザインはサイケデリックアート全盛期を象徴しているとともに、ポールがDreamerプリントをデザインするにあたりヒントを得ていたものです。
ポールがDreamerプリントに吹き込みたいと考えていたもの、それは ‘楽観主義的’ な感覚にほかなりません。「多くの問題を抱えたこの世界において、別世界に誘ってくれる夢のあるプリントがあるということはなんて素敵なことでしょう」
秋冬シーズンのプリントながら豊かなディープカラーが色鮮やかなオレンジ、レッド、ブルーと組み合わさったDreamerプリントには、サイケデリックカラーで描写されたカエル、カブトムシ、レオパードなどの遊び心ある生き物たちが散りばめられています。

AW18 LAUNCH EVENT ‘DREAMER’ @ Paul Smith ROPPONGI
2018年秋冬シーズンのテーマである ‘Dreamer’ の世界観を表現したイベントをポール・スミス六本木店にて開催します。ドリンクやフォトエリア、音と光のパフォーマンス (時間は下記をご覧ください) をぜひお楽しみください。
#PaulSmithAW18
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